• 2018.1.10

ダラシン(クリンダマイシン)の効果

ダラシンはクリンダマイシンリン酸エステルを主成分としている処方薬です。
クリンダマイシンリン酸エステルはリンコマイシン系の抗生物質で、細菌を殺菌する効果を持ちます。
クリンダマイシンリン酸エステルが殺菌出来る細菌にはニキビの悪化に関係するアクネ菌やブドウ球菌などが含まれているため、ダラシンは皮膚科でのニキビ治療に使われています。

ダラシンの使用方法は洗顔をした後に患部に塗るという方法が一般的です。
ダラシンを赤みや腫れを伴っているニキビができている部分に塗ると、炎症を起こす原因になっているアクネ菌などの細菌のたんぱく質合成を阻害することができることにより細菌の数を減らしていくことができ、赤みや腫れを抑える効果が期待できます。
なお、ダラシンの使用は洗顔後の1日2回と指示されることが多くなっています。
患部以外の部分にまで塗ってしまうと皮膚に刺激感を感じることがあるので、ニキビができている部分だけに塗るのがおすすめです。

ダラシンにはゲル状の薬やローション状の薬があり、患者さんの肌の状態によって使い分けられるため、皮膚科でどちらのタイプの薬が自分に合っているかを相談してみると良いでしょう。
よく使われているのはゲルタイプで、3割負担の保険適用だと10gの製剤が150円ほどで買えるので利用しやすい薬だと言えるでしょう。

ダラシンは軽症から中等症の赤ニキビに対して効果が期待できる薬となっています。
軽症から中等症の患者さんが1カ月ほどダラシンを使って治療をすると、個人差はあるものの平均的に赤ニキビの数が半減すると言われているため、料金に対して高い効果が見込める薬だと言えるのではないでしょうか。
なお、ダラシンは1週間ほど使い続けることで効果が出ているかどうかを判断できるとされています。
何回かこの薬を塗って効果が実感できない場合でも、1週間位塗り続けていれば効果があらわれてくることがあるので、すぐにあきらめずに治療を続けると良いでしょう。

ダラシンは皮膚科で処方されてる

このようにダラシンはリンコマイシン系抗生物質のクリンダマイシンを有効成分に配合することで、アクネ菌殺菌効果を持ち、ニキビ治療に効果を発揮します。
しかしながら、処方薬であるため一般の薬局やドラッグストアで入手することは出来ないのです。
そこでクリンダマイシンを処方してもらうには、皮膚科を受診して診察を受け治療薬として、医師に処方箋を書いてもらう必要があります。

ダラシンは炎症を生じている主に赤ニキビに効果がありますが、使用方法を誤らないように注意しなければなりません。
特に気をつけたいのが、指先で頻繁にさわったりしないことです。
絶対に指先でつぶすなどの自分流のケアを行うこと禁忌とされています。

炎症が起きている皮膚では、ニキビの発症部位だけでなく、その周囲の組織にも炎症が波及しているため、潰したりすると炎症物質が周囲に広がり、さらに症状が悪化する可能性があります。
また強い物理的刺激を与えると、表皮層の下の真皮層にもダメージを与え、凸凹や、クレーター状のニキビ跡が残ってします可能性があるからです。

クリンダマイシンは既述のように、中程度までのニキビの処方薬なので、皮膚科で受診すると保険適用を受けることになります。
そのため原則3割の自己負担で済むため料金もかなり抑えることの出来るメリットがあるのです。

ただしクリンダマイシンのニキビ治療での意義は、アクネ菌に対する抗菌作用にあります。
従ってアクネ菌が増殖して炎症症状が出ている場合には効果を発揮しますが、炎症を伴わないニキビの改善には効果を期待できません。
そこで皮膚科を受診した時には、ダラシンの効果を期待できるタイプのニキビであるのかを正確に診断してもう必要があります。

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